瞑想と眠気:瞑想をすると眠くなる?
- Takanobu Shimanuki
- 2023年12月23日
- 読了時間: 6分
更新日:4月25日
瞑想と眠気
瞑想中に眠くなる経験はありませんか?気づいたら眠っていてしまったり、なんとか寝ないようにと苦労していたり。あなただけではありません。

瞑想中に眠くなるのはよくあることで、それはあなたが何か間違ったことをしているわけではありません。むしろ、眠気の中にある落ち着きを受け入れるきっかけになることもあります。
この記事では、リラックスと注意力の維持のバランスを見付けるのに役立つ瞑想のヒントを紹介していきます。
瞑想を始めたばかりの人も、瞑想に慣れている人も、集中力を維持し、「今、ここ」にとどまるための有用なヒントが見つかると思います。

眠気に対する瞑想の効果を探る
瞑想中、起きているのが辛くなったことはありませんか?
特にマインドフルネスと心の落ち着きを培おうとしているときに、眠くなるのはイライラするものです。
しかし、瞑想中の眠気と闘うのに役立つテクニックがあります。そのひとつが、瞑想に動きを入れる事です。
瞑想に動きを取り入れることで、覚醒度を高め、眠気と闘うことができます。
動きのある瞑想は歩きの瞑想、手動瞑想、また、身体的な動きではないものの、慈悲の瞑想やマントラ瞑想も心の中でフレーズを繰り返したりするのでおすすめです。
以下のブログ記事も参考にしてみてください。(リンクは別ウィンドウで開きます)
歩きの瞑想の解説
瞑想は正しいやり方で行うことで、効果が得られます。寝てしまうと瞑想の本来の目的から外れてしまいます。瞑想の効果を眠気によって妨げられないようにしましょう。
これらの瞑想テクニックをいくつか試してみて、自分にどう効果があるか確かめてみてください。

瞑想と眠気の関係を理解する
瞑想中に眠気を克服するには、瞑想と眠気の関係を理解することが重要です。瞑想中に眠くなるのは普通のことで、集中力や訓練不足を示すものではありません。
実際、夜眠れないと悩んでいる人の多くは、定期的に瞑想を行うことで、質の良い睡眠がとれるようになります。

マインドフルネスを実践し、今この瞬間に集中することで、眠気そのものを観察し、眠気を克服することができます。
さらに、歩きの瞑想やマントラ瞑想など、動きのある瞑想テクニックを取り入れることで、瞑想セッション中も注意力を保つことができます。
時間をかけて継続的に練習すれば、瞑想の練習でリラックスと覚醒のバランスを見つけることができるでしょう。
瞑想中の眠気に悩んでいるなら、諦めずに、自分に一番合うテクニックやアプローチを試してみてください。
呼吸法で瞑想中の眠気を克服する
呼吸法は、瞑想中の眠気を克服する上で重要な役割を果たします。

眠気を感じているときは、浅い呼吸に陥りがちで、眠気を強くします。
呼吸に集中し、深く意図的な呼吸法を行うことで、脳への酸素の流れを良くし、覚醒を促すことができます。
効果的なテクニックのひとつは「スクエア呼吸」と呼ばれるもので、4秒間息を吸い、4秒間息を止め、4秒間息を吐き、また4秒間息を止めるサイクルを繰り返します。
瞑想を始める前にこの呼吸法を少し行うと集中力も高まります。
また、日常的にも行いやすい呼吸法です。
瞑想中にこの呼吸法をすることで、心の中にある眠気や静けさを受け入れながら、注意力と集中力を保つことができます。
瞑想中の注意力を高めるためにマインドフルネスを養う
瞑想中の重要な課題のひとつは、注意力を保つことです。
眠気を感じている場合も、眠気を感じているという心の動きに注意してみることが重要です。
マインドフルネスを養うことで、瞑想中の注意力を高めることができます。今この瞬間に集中し、呼吸や特定の瞑想対象に集中することで、眠気が襲ってきたり、疲労が蓄積しても注意力を維持できるように心が鍛えられます。
マインドフルネスはまた、全体的な意識を高め、瞑想中の眠気の原因となる雑念を減らすのにも役立ちます。
マインドフルネスに詳しくは以下の記事を参考にしてください。(リンクは別ウィンドウで開きます)
瞑想セッション中の眠気と闘うためのマントラとアファメーション
眠い状態で瞑想をしていると、眠くなったり、集中力が途切れたりしやすくなります。
マントラやアファメーションを使うことで、瞑想セッション中の眠気と戦うことができます。
マントラとは、心を集中させ、意識を高めるために繰り返す言葉やフレーズのことです。
一方、アファメーションは、ポジティブで穏やかな気持ちを促進するために、自分自身に繰り返す肯定的な言葉です。
マントラは慈悲の瞑想もひつとですが、他にも例えば「ソーハム(So-Ham)」といったものがあります。
吸うときにSO、吐くときにHAMを心で唱えます。
動の瞑想で覚醒
マインドフルネスに注意して、瞑想をしたり、マントラやアファメーションをしても眠い場合、動きの瞑想がおすすめです。
歩きの瞑想では歩きの動作があるため、集中力と注意力が比較的容易に維持できます。
寝起き後、食後、少し気だるい午後の時間は瞑想に入る前からうっすらと眠気を感じていることもあります。
この状態で座って瞑想をしようとしても眠気が襲ってきます。

また、歩きの瞑想は長時間の瞑想の後にもおすすめです。
長い時間座って凝った身体が楽になります。
動きの瞑想では手動瞑想などもおすすめです。
瞑想に最適な環境を作る
瞑想に最適な環境を整えることは、静かに瞑想をするだけでなく、眠気と闘う上でもとても重要です。外の音や雑念に邪魔されない、静かで快適な場所を見つけることが大切です。
そして、思わず眠ってしまわないよう、ベッドから離れた場所を選びましょう。
極端ですが、アラームで目が覚め、そのままベッドに横になったまま瞑想をしたらほぼ100%の確率で眠りに落ちてしまいます。
照明を落としたり、柔らかな照明を使ったりするのも、眠気を誘うことなくリラックスできる環境を整えるのに役立ちます。
音楽は流すとしても自然音にするとよいでしょう。
ミュージックになると脳が勝手に反応し、情報処理をはじめてしまいます。
結論 瞑想の力で、眠気の中で内なる平和を手に入れる
瞑想は、内なる平和を促進する強力なツールです。
瞑想中に眠気を感じたら、それに抗うのではなく、まず眠気を認めることが大切。
現在の心身の状態を受け入れることで、呼吸法などのテクニックを使い、注意力と集中力を保つことができます。また、瞑想に動きを取り入れることで、覚醒度を高めることもできます。
自分の体と心の声に耳を傾け、受け入れることが、健康的な瞑想の実践を維持する鍵です。
以下の記事も参考にしてみてください
瞑想のアドバイスについてはこちら→リンク
瞑想のやり方についてはこちら→リンク
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