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やりたいことがわからない人へ|願望を言語化する3ステップ

  • 執筆者の写真: 島貫 峻亘
    島貫 峻亘
  • 4月25日
  • 読了時間: 5分

なぜ「やりたいこと」はこんなに見つけづらいのか?


「なんでもできる時代」だからこそ、選べなくなっている


現代は、選択肢が溢れている時代です。


SNSを開けば、いろんな生き方・働き方・価値観が流れ込んでくる。

やりたいことを仕事にしている人もいれば、家族との時間を最優先する人もいる。


「自由であること」は魅力的に見えますが、実はこの“なんでもできる状態”が私たちを混乱させます。


何を選んでもいい。

だからこそ、「何を選べばいいのか分からない」。


情報が多すぎることで、自分の“本音”が埋もれてしまっている人は少なくありません。





やりたいことがわからない
考えれば考えるほど「本音」がわからなくなってくる感覚、感じたことはありませんか?



無意識の“思考グセ”が願望を覆い隠している

「でも、それって食べていけるの?」

「今さらそんなこと言ったら笑われそう」

「失敗したらどうしよう…」


こんな思考が自動的に湧いてきたとしたら、それは“防衛反応”です。


過去の経験や周囲の目を気にするクセが、願望を感じる前に“フタ”をしてしまっている状態です。


だからこそ、「やりたいこと」は“考えて”もなかなか見えてきません。


必要なのは、自分の中にある感情や違和感に、じっくり耳を澄ませること。



ステップ①|「今の違和感」を正直に見つめる


願望は“満たされなさ”の中に隠れている


本当にやりたいことは、意外にも“今のモヤモヤ”の中にヒントがあります。


たとえば:


  • 仕事はこなせてるけど、やりがいが感じられない

  • 人といるのは好きだけど、いつも疲れてしまう

  • 休日にやることがなく、時間を潰してしまう


これらはすべて、「今のままだと物足りない」というサイン。


心のどこかで、「もっとこうなったらいいのに」と願っている自分がいるはずです。



「やりたくないこと」から逆算するのもアリ


「やりたいことが分からない」なら、まずは逆から考えてみるのもひとつの方法です。


たとえば:

  • 残業だらけの働き方はもうしたくない

  • 評価されるためだけの努力は、もう疲れた

  • 人に合わせてばかりの生き方は限界


このような“NO”の先にあるのが、あなたが本当に求めている“YES”です。



ステップ②|「嬉しかった」「夢中になった」過去を掘り起こす


キーワードは「感情」


過去の経験を振り返るとき、大切なのは「何をしたか」よりも「どんな感情だったか」


たとえば:

  • 人に「ありがとう」と言われたときのうれしさ

  • 何時間も没頭できた作業の感覚

  • 誰かの役に立てたと感じた瞬間の誇らしさ



こういった感情が、あなたの価値観や願望と深くつながっています。



小さな体験でも、ヒントは眠っている


「こんなことで…」と思うような出来事にも、ヒントはたくさんあります。

たとえば学生時代に書いた文章に夢中だったこと、部活で後輩を指導していたときの充実感など。


「些細なこと」は、むしろ“自分らしさ”を映し出してくれる鏡です。


そこから出てきた感情を拾っていくことで、願望の“かけら”が見えてきます。


やりたいことは昔の経験から見付けられることもある
昔の経験から感情を振り返ってみる。価値観や願望と繋がっていることも。



ステップ③|「自分なりの言葉」で願望を“仮で”表現してみる


「本当にやりたいこと」は最初から完璧に言えなくていい


「やりたいことを明確に言語化しよう」と思うと、かえって難しく感じるかもしれません。でも、最初は“ふわっとした仮説”でOKです。


  • 「人の話を聴くのが好きかもしれない」

  • 「表現することに喜びを感じる」

  • 「小さな変化をサポートする仕事に惹かれる」


大切なのは、「少しでもピンときたこと」を、まずは“仮で”表現してみること。

そこから少しずつ、輪郭が浮かび上がってきます。



違和感と修正をくり返すことで、輪郭が見えてくる

1回で「これだ!」と決まることのほうが、むしろ少ないです。

言語化 → 違和感 → 修正 → 再定義…このくり返しが、願望を“実感を持った言葉”に変えてくれます。


「見つける」のではなく、「育てていく」という感覚で大丈夫。


言葉にしてみることで、思ってもみなかった自分に出会えることもあります。



やりたいことがわからない。
"見付ける"のではなく、"育てる"


言語化することで、“行動の種”が生まれる


言葉にすることで、無意識の願いが現実に近づく


「なんとなく思っていること」と「言葉にしたこと」には、大きな違いがあります。

言語化されることで、願いは“現実のもの”として扱われ始めます。

具体的な行動や選択肢が浮かび、自然と「動き出す」きっかけになるんです。



他人と比べない、“あなたにとっての意味”が大事

SNSや周りの誰かと比べる必要はありません。

あなたにとっての「心が動くこと」「大切にしたい感情」があれば、それが十分な“願望”です。


やりたいことの正解は、外にはありません。

あなたの内側から育っていくものです。





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