自己肯定感が低いと感じたときに試したい“未来から考える”視点
- 島貫 峻亘
- 4月27日
- 読了時間: 3分
なぜ「やりたいこと」が見えても、一歩踏み出せないのか?
「やりたいことを考えてみたけれど、どうしても自信が持てない」
「頭では分かってるのに、“でも私なんて…”ってすぐに思ってしまう」
そんなふうに感じたことはありませんか?
やりたいことがうっすら見え始めたタイミングで立ちはだかるのが、「自己肯定感の壁」です。
本音に近づくほど、「本当にそんなことできるの?」「失敗したらどうしよう」というブレーキが強くなる。
でも、それはあなたが弱いからじゃありません。
今まで、何度も人の期待や正解に合わせてがんばってきた証拠なんです。

「今の自分」にこだわりすぎると、未来を閉じてしまう
私たちは、自分の“過去の記憶”をもとに「自分とはこういう人間だ」と定義しています。
失敗した経験がある
評価されなかった
何かを途中でやめてしまった
それらが「自分には無理」というセルフイメージを作り、“やりたいこと”が出てきても、無意識にストップをかけてしまうんです。
でも実は、今のあなたは「過去」だけでできているわけじゃない。
もうひとつの視点——「未来」から自分を見てみることで、思考はやわらかくなりはじめます。
「未来から今を見る」という発想|小さな視点のズラし
たとえば、こんなふうに考えてみてください。
「今から5年後、理想に近い人生を歩んでいる自分がいるとしたら、その自分は“今の私”をどう見ているだろう?」
未来の自分は、今のあなたをバカにしたりはしないはずです。
むしろ、こんなふうに言ってくれるかもしれません:
「その迷ってる時間も大事だったよ」
「あの時、少し勇気を出したから今があるんだよ」
「焦らなくていい。進んでるよ」
こうやって“未来からのまなざし”で今を見てみると、「今のままで大丈夫」「ここにいる自分を信じていい」と思える感覚が、少しだけ生まれてきませんか?

未来の自分に質問してみる
未来視点を育てるために、次のような問いを自分に投げかけてみてください:
5年後、私はどんな人生を生きていたい?
その人生を送っている自分は、どんな表情をしてる?
今の私に、どんな言葉をかけてくれる?
今日、この一日をどう過ごしたら、あの未来に近づける?
これらの問いには、正解も不正解もありません。
でも、問いを立てることで、あなたの中の“未来の感性”が少しずつ目を覚まし始めます。

未来を使えば、今の自分に優しくなれる
自己肯定感を上げようとすると、つい「もっとできるようにならなきゃ」と今を責めてしまいがち。
でも、未来から見るという視点を持つと、「今はこれでいい」「ここから育っていけばいい」と、自分に対する態度が少し変わってきます。
未来を信じられると、今の自分にも優しくなれる。
それが、じわじわと自己肯定感を育てていく力になります。
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